電気を音に変えるのだ!!

鍵盤のこと、特にオルガンについてあれこれと。

時間なんてないのが当たり前です

GW。

良い響きです。
もいっかい言います、GW。
ゴールデンなウィークですな。とはいえ連休こそかきいれどきの生業がありますんで、まるまる休めるわけではありませんが、テレビとか街の感じが少しフワフワしてるのはとても素敵だと思います。爽やかな気候も相まって、気持ちがとても良いです。

こんなときこそ、基礎練日和。
なのかもしれませぬ。

ライブをやらねば上手くならない、と、わたしが良く一緒にやらせてもらっている偉い人は言います。
たしかに。
都度、泥縄式の感は否めないものの、音源聴き込みから採譜、素敵フレーズの反復鬼練、鬼気迫るリハ、そして一期一会のライブ、がまるっとセットになってやってくるわけなので、やはり多少は磨かれるはず(と信じたい)。

しかし、目の前のことしか見えない近視眼的人間である自分はライブの準備にばかり気を取られ、基礎練がついつい疎かになっております。恥を忍んで、偉い先達の皆様にその辺りのことを聞いてみました。すると、時間があればやるのにとかそんな時間なんて一生出来ないし、どれだけ準備して練習しても完璧になることなどあり得ないのだからもうやるしかないんですよ、やらない意味が分からない、と、力強いお言葉を賜りました。

あーーーーーすみませんーーーーー。

ところで、基礎練とは。
神が仰るところの、その楽器にとって最も良い音を適切なタイミングで繰り出す、ってのにつながる練習かな、と、わたしは理解しています。合ってるのかな。

コードをみて瞬時に反応できる、指を素早く動かせる、素敵フレーズの引き出しを増やす、など以前に、その楽器がどうやったら良く音を奏でることができるのか、ということを良く分析し、鍛錬することが肝要なのかなとか。あるいは、楽器を持つ者に「なにかを奏でろ」という指示を出しているなにか形而上的な存在があるとすれば、それに対して祈りを捧げ続ける行為なのかも。

随分漠然とした話にはなりましたが、結局のところ、日々のルーチンにこそ救いがあるのだ、と最近とみに思うわけです。
具体的には、ハノンであり、エニィキーのツーファイブや循環であるわけなのかもしれないと思ったり思わなかったり。要は、なにかに祈りを捧げるが如く、一に練習ニに練習、三四も練習、五に練習、なのだと。筋トレも同様ですね。

基本的に怠惰で不真面目な人間ではあるが、愚直に真摯にやってゆきたい。


買い物してる場合ではないことはわかってるが、数年間探し続けた細いストライプ模様のデニムのオーバーオールをついに見つけました。うれしー。