電気を音に変えるのだ!!

鍵盤のこと、特にオルガンについてあれこれと。

鍵盤奏者と腕力

花粉がやっと落ち着いたかなと思い、愛飲していた抗アレルギー剤を試しに中止してみたところ、まんまと何かアレルギー的なものにやられてしまいました。薬って効いてないようで効いてるのですね。

はい。

わたしは今、肉体改造の真っ只中であります。なかなか厳し目の糖質制限、および、週に3-4回の(わたしにとってはかなり)激しい運動を鋭意続行しております。開始して2週間くらいたちますが、体重はビクとも減りゃしませんよ。頑固なお肉ちゃんたちめ。

息も絶え絶えになりながら、なんなら途中意識も遠のくような運動をしています。このひ弱さは、ひとえに普段の不摂生の賜物に他なりませぬが。
そんな自分でも、インストラクターの「この!ひとひねりが!!くびれたウェストを!!!作ってくれるのよぉ!!」などなどのステキな励ましがあるゆえに、辛い運動を乗り切ることができます。そして、運動終わりには「ナイスチャレンジ!!今日も頑張ってますね!!」と、極上のアスリートスマイルつきで声をかけてくださいます。
この歳になりますとね、人から褒めてもらうなんてことはまずないですよ。なので、素直に嬉しい。

さて。

ありがたいことに、オルガンというか鍵盤類を色んなところで弾かせてもらう機会があります。ほんとにありがたいのですが、いつもなんやかやでちょっとだけ大変だなと思うのは、機材の搬入であります。

オルガン 7 kg
スピーカー 24 kg
expペダル 2 kg(これがでかくて重い、でもないと絶対にダメ)
ダンパーペダルとフットスイッチ 1 kgくらい?
チビ鍵盤 2 kg
スタンド 2 kgx2
イス 3 kg
電源タップとかケーブル類 2 kgくらい?
とか、こんな感じか。
最近は、エフェクターとかミキサーとかも持ち込んだりしますので、ガチャガチャ度合いは増しておりますが。

私見ではありますが、楽器類が20 kg超えると公共交通機関で移動するのがかなりしんどくなるような気がします。アイテムの形状と総数にもよるけど。

わたしのセットは、世の中の鍵盤奏者の皆さんに比べたら全然軽いと思います。そもそも鍵盤そのものが軽いもん。神は、これに2段鍵盤17 kgと足鍵盤15 kgを常に携行されていらっしゃるわけです。すごいなぁといつも思う。こないだなんか、でっかいタンスみたいなレスリーを抱えてらしたし。ほえーすげえー、て思いました。

鍵盤奏者の皆さんのステージ写真を、SNSで拝見することがあります。すごくカッコいい楽器達がズバッと並んでます。どんな演奏をされるのかな、と思う一方で、どうやって搬入されたのかも結構気になってしまいます。みなさん、どうされてるのかな。

わたしのガタイはかなりいいです、縦にも横にもデカイです。なのに、腕力にはからっきし自信はなく、自慢じゃないけど腕立て伏せとか人生で一回もできたことはないです。腹筋もちょっと厳しい。逆上がりとかも全然むりです。そんな見かけ倒しのわたし、上記のセットを会場に持ち込むだけで、もはやその日の分の体力ゲージはレッドゾーンに突入します。ライブまで持ちません(嘘です)。

ありがたいことに、いつもバンドのメンバーさん達が搬入を手伝ってくださいます。ほんとにありがたい。
が、いつまでも皆さんに頼るわけにはいかない。頂いた恩は3倍返し、が家訓でしたので、皆さんに恩を返しきれなくなる前にどうにかしたい。

というわけで、ダイエットと銘打って肉体改造をしてるようではありますが、実のところ、腕力をつけてちっこいレスリーくらいは軽々と搬出入できるようになりたいなぁと思ってます。

すべからく、カラダが資本であります。

レバニラ定食食べました。